北国八戸の醤油

120年近い歴史を持つ合名会社髙村醤油本店。始まりは1901年（明治34年）までさかのぼります。
当時の当主、髙村吉郎は膏森県八戸市常海町にて醤油・味噌の醸造を始めました。

非遺伝子組み換えをいち早く採用し、じっくりと時間をかけて発酵熟成させ、濃厚な風味を醸し出した本醸造醤油「コ ーザンしょうゆ」を製造販売。

大正に入り、うすくちで、うす塩の本醸造「タカラウメ」を製造。塩分を抑えながら風味はやわらかで、 素材の色や味わいが生きる醤油が出来上がりました。

昭和になると、醤油の製造方法も効率化され醤油の種類が増えはじめます。 原料にアミノ酸液も用いた混合醤油、「コーザンしょうゆフラワー」の製造を開始しました。 仕込んだ諸味を搾った生揚げに、アミノ酸液を加えることで甘めの醤油が出来上がります。
しょうゆ本来の風味を維持しつつ、本醸造こいくちしょうゆよりも多くうま味成分を含むようにつくりあげました。

髙村醤油本店は順調に販路を拡大してまいりましたが、東日本大震災により工場が被災し、大きな転換点が訪れます。その後もコロナ感染等の数多の困難がありつつも、各所の協力を得ながら、今日に至るまで創業当時を変わらない醤油を販売しております。

髙村醤油から、 ガス屋の醤油ヘ

そして令和６年４月、弊社青森つばめプロパン販売は、髙村醤油本店の醤油事業を継承する運びとなりました。 弊社の創業の地は八戸市二十八日町。 当時の事を知る方は数少なくなっておりますが、髙村社長は近所に弊社があったことを覚えていてくださっております。

そういったご縁のもと、青森つばめプロパン販売は、髙村醤油本店が築き上げてきた約１２０年の歴史の重み、伝統をしっかりと継承し、お客様のおもいに寄り添った品質本位の製品をこれからもお届けしてまいりたいと考えております。

全国醤油品評会は、しょうゆの品質向上と表示の適正化を図るために、しょうゆのJAS（日本農林規格）が整った昭和48年から毎年開催されています。 全国の醤油メーカーが出品をし、審査を経て農林水産大臣賞、食料産業局長賞、優秀賞などが決定されます。
1次、2次、最終審査を経て、全国醤油品評会にて第32回（2004年度）こいくちしょうゆ「コーザン特級」、 第46回（2018年度）うすくち醤油「タカラウメ」が優秀賞を受賞、うすくち醤油で東日本唯一の受賞となりました。

明治34年から続く伝統を継承した本物のおいしさ
選び抜かれ原料が育むこだわりの本醸造を食卓ヘ

弊社商品は全て遺伝子組換大豆不使用です

うすくち醤油「タカラウメ」

うすくち醤油でありながら塩分を抑え風味はやわらか。素材の色や味わいをお楽しみください。

オススメ料理：お刺身・冷奴・お吸い物等

こいくち醤油「コーザンしょうゆ特級」

厳選された素材を原料に、じっくりと時間をかけて発酵熟成させ、濃厚な風味を醸し出した、本格派無添加本醸造醤油です。

オススメ料理：焼き魚・お漬物・納豆等

こいくち醤油「コーザンしょうゆ上撰」

特級の濃厚な風味のこいくち醤油に比べ、食塩とうまみ、風味、色と香りのバランスがよく、一般的に売られている万能タイプの無添加本醸造醤油です。

オススメ料理：目玉焼き・餃子・ステーキ等

あまくち醤油「コーザンしょうゆフラワー」

しょうゆ本来の風味を維持しつつ、本醸造こいくちしょうゆよりも多くうま味成分を含んでおり、すっきりした甘味が特徴です。

オススメ料理：焼きおにぎり・卵かけご飯等

青森つばめプロパン販売は、これからもお客様のおもいに寄り添った商品やサービスをお届けしてまいります。